RSウイルス感染症

[2012/09/27]

RS ウイルス感染症とは、子どもに多く見られるウイルスによる呼吸器の感染症です。乳幼児はこじらせて細気管支炎や肺炎などの重い呼吸器疾患を起こしやすいのが特徴です。特に気管支喘息を持っている子どもは注意が必要です。呼吸数が多くなったり(目安として1分間に60回以上)、喘鳴がひどくなったり 、咳がひどくなったりしたときには 感染が疑われます。
RSウイルスはおもに飛沫感染でうつりますが、感染力がとても強く、また免疫ができにくいため、繰り返して感染します。一度かかったからもうならないということはありません。
当院では鼻汁材料を用いたRSウイルスの抗原検出キットを準備しており 必要なときには いつでも 検査可能です。また 重症化が予見されるときには 連携病院に紹介します。