予防接種

妻田内科クリニックは病気を治すことはもちろんのこと、病気を起こさせないための医療を心がけ、予防接種(ワクチン接種)にも力を入れています。

子どもは自分で症状を説明することがむずかしく、とくに乳児などは病気にかかっても自ら訴えかけることができません。急な発熱や身体的症状などがあらわれた時、保護者の方は心配し大変あわてられることでしょう、そうならないためにも予防接種を行い様々な病気に負けない健康づくりを心がけていきたいと思っています。

当院は予防医学に力を入れています。
子供さんの予防接種は数も多く、また任意で受けるものもあり、風邪をひいたり怪我をしたりして予定通りすすまないことも多く、親御さんも御苦労されているかと存じます。当院では母子手帳をもとに現状を把握しながら今後の接種スケジュールを個々のお子さんごとにプランニングいたします。ご相談のある親御様には看護師を担当制にして責任もってスケジュールを組みます。接種日に風邪などをひいて受けられない場合にも適切なアドバイスを約束します。生後3か月程度で初めの予防接種となるBCGから中学生になるまで詳細にお知らせいたします。専門家にスケジュールを相談したい親御さんは是非当院にご相談ください。
また、子宮頸がんの予防接種やインフルエンザの予防接種、高齢者の肺炎球菌ワクチンなどすべての予防接種に対応します。当院は病気を防ぐことも医療機関の使命と考えています。

定期予防接種

三種混合、二種混合、麻疹風疹混合、麻疹、風疹、日本脳炎、BCG など

一類疾病
対象疾病 回数
・ジフテリア
・百日せき
・破傷風
1期初回
生後3ヶ月から生後90ヶ月に至るまでの間にある者
生後3ヶ月に達した時から生後12ヶ月に達するまでの期間 3回(20日~56日の間隔をあける)
1期追加
生後3ヶ月から生後90ヶ月に至るまでの間にある者(1期初回接種(3回)終了後、6ヶ月以上の間隔をおく)
1期初回接種(3回)終了後12ヶ月に達した時から18ヶ月に達するまでの期間 1回
2期
11歳以上13歳未満の者
11歳に達した時から12歳に達するまでの期間 1回
急性灰白髄炎
(ポリオ)
生後3ヶ月から生後90ヶ月に至るまでの間にある者 生後3ヶ月に達した時から生後18ヶ月に達するまでの期間 1回
麻しん
風しん
1期
生後12ヶ月から生後24ヶ月に至るまでの間にある者
1回
2期
5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある者
1回
3期
13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までの間にある者
1回
4期
18歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までの間にある者
1回
日本脳炎 1期初回
生後6ヶ月から生後90ヶ月に至るまでの間にある者
3歳に達した時から4歳に達するまでの期間 2回(6日から28日まで)
1期追加
生後6ヶ月から生後90ヶ月に至るまでの間にある者(1期初回終了後おおむね1年おく)
4歳に達した時から5歳に達するまでの期間 1回
2期
9歳以上13歳未満の者
9歳に達した時から10歳に達するまでの期間 1回
結核 ・生後6ヶ月に至るまでの間にある者
・地理的条件、交通事情、災害の発生その他の特別な事情によりやむを得ないと認められる場合には、1歳に至るまでの間にある者
1回
二類疾病
対象疾病 対象者 回数
インフル
エンザ
・65歳以上の者
・60歳以上65歳未満の者であって、心臓、じん臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活行動が極度に制限される程度の障害を有する者及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者
1回(毎年度)

任意予防接種

インフルエンザ、おたふく、水痘、肺炎球菌、狂犬病、Hibワクチン など

子宮頸がん

子宮頸がんの予防接種を当院では積極的に施行しています。将来子宮頸がんに罹患する可能性を劇的に減らすことができる待望のワクチンです。現在ワクチンは比較的余裕があります。

以下は厚木市のホームページから抜粋しました。

子宮頸がん予防ワクチン接種費用助成事業概要

1 対象者
(1)接種当日、厚木市に住民登録又は外国人登録のある方
(2)中学1年生(13歳相当)から高校2年生相当(17歳相当)の女子
(注)平成23年9月30日までに1回以上の接種を受けた方が対象です。

2 接種回数等
・3回接種(接種間隔:1回目を0月として1か月後、6か月後)
・筋肉内接種
・1,2,3回目の接種とも、同一の医療機関で接種するようにしてください。

3 実施期間(平成23年度)
平成23年4月1日から平成24年3月31日まで 

4 実施場所
当院は指定医療機関です

5 料金
全額助成 自己負担はありません

6 接種時の持ち物
健康保険証、母子健康手帳

7 健康被害等への対応
健康被害が生じた場合は、市で加入している保険が適用されます。

(注) 【子宮頸がん予防ワクチン接種対象者を「高1」から「高2」へ移行しました。】
「子宮頸がん予防ワクチンの急速な需要の増大に対応できず、供給量が不足している。」とワクチン製造販売業者から連絡を受け、医療機関では、当分の間、初回に接種する方を差し控え、既に接種を開始した方への2回目・3回目の接種を優先しています。
厚木市では、平成23年3月末までに1回の接種をできなかった高校1年生が、平成23年4月以降に1回目(9月30日まで)の接種をする場合、接種費用の助成対象といたします。

(注) 【1回目の接種をできなかった、今年度の高校2年生へ】
接種差し控えにより、1回目の接種をできなかった今年度の高校2年生に対しまして、平成23年6月10日から順次、接種を再開することができるようになりました。

(注) 【1回目の接種をできなかった、今年度の高校1年生へ】
接種差し控えにより、1回目の接種をできなかった今年度の高校1年生に対しまして、平成23年7 月10日から順次、接種を再開することができるようになりました。

当院で予防医学に力を入れています。がんを治すことより、ならないことも大切です。

ロタウイルス胃腸炎の予防ワクチン ロタリックス

◎効果効能

ロタウイルスによる胃腸炎の予防

◎接種方法

生後6週から初回接種を開始し、少なくとも4週間の間隔をおいて2回目の接種を行う。遅くとも生後24週までには接種を完了する。

1回目は少なくとも20週目までに 開始する必要があります。生後6週を超えたら、早めに接種を考えられたらいいと思います。
また、当院では一人一人の予防接種のスケジュールを専門職員がプランニングします。何を“いつ”受けたらよいかわからない方は、ぜひご相談ください。