ドゥケルバン腱鞘炎
ドゥケルバン腱鞘炎
外傷や妊娠、出産をきっかけとして、手首の痛みと腫れを突然生じることがあります。また、痛みは物を摘むと増強します。これが、腱鞘炎のよくある症状です。
専門的にいうと、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が手首の親指側で狭窄されたことにより発症します。
治療は痛みの誘因となった作業や運動を控えていただき、短期間の非ステロイド系抗炎症剤を処方し、リハビリテーションとして温熱療法や電気刺激療法（SSP）を施行します。当院ではステロイド剤の腱鞘内への注射を施行しています。
